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ステンドの旅 その10 スタジオアンビエント

今回は工房ではなく、スタジオアンビエントさんが広島市内で開かれていた展覧会に行ってきました。

この工房の先生も2月に行われていた九州の展覧会に出展されており、「ステンドグラスの技術を継承してくれる若者がいない!」と、何度かおっしゃっていたのを耳にしていたので、話せる機会があればお話してみたいなぁと思っていました。

ここの先生ともかなり長時間お話することができました。

「我々はクラフトではなく、アートをしているのだ!」

先生がおっしゃられて私が一番感動した言葉です。ステンドグラスを芸術作品として捉えられている先生は、ステンドグラスをこれからのアートとして生かしていくためにはどうしたら良いかを本当に真剣に考えておられ、ステンドグラスを現代アートとして表現していきたい私の考えと一致する点が非常に多くありました。

「我々の米びつはガラスである!」

ステンドグラスで生きていくのであれば、米びつはガラスであるという例えでおっしゃられた言葉です。なるほど~!と、感銘を受けました。

とにかく、ここの先生は非常に熱い志を持ってステンドグラスに取り組んでおり、すべての芸術作品には品格が求められている!と、何度かおっしゃっていました。

「君は本当にいいステンドグラスをみたことがあるか!?」「ティファニーの本物をみたことがあるか!?」

「本物を見たこともないのにどうしていい作品が作れると思うのかね!?」


と言われ、目が覚めるような感覚になりました。確かに、いろんな工房には行きましたが、美術館に展示されているような「素晴らしいステンドグラス」には出会っていないような気がします。この先生からのアドバイスでは、これからはステンドグラスに限らずいい作品を数多く鑑賞し、その作品が持つ品格を理解できるようになって欲しいとのことでした。

この先生のプロ意識は本当に素晴らしく、まさに師匠と呼べる先生だったと思います。最後に、先生がおっしゃてくれたメッセージを掲載しておきます。

 ステンドグラスは芸術であり、我々は芸術に携わっている。
 技術はやっていけば必ず身についてくる。それよりも、
 「品格とはどういうことか」
 「自分はなぜ作品を作るのか、なぜガラスで表現するのか」
 それらを考えてもらいたい。
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theme : 趣味と日記
genre : 趣味・実用

No title

良い方にお会いできましたね!
若い時期に薫陶を受けると言うのは素晴らしいことです。
生活の為に生きる作家さんは多いですが熱くその姿勢
を語る方は少ないと思います。

No title

今回の工房巡りで感じたことですが、どの先生もステンドグラスに対しての熱い情熱を持っていらっしゃったと思います。

私はまだステンドグラスを始めて3年程度ですが、今この時期に全国の工房さんのステンドグラスへの熱い思いを聞くことができてとても良かったと思います。
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プロフィール

ゆたきちザウルス

Author:ゆたきちザウルス
ステンドグラスで現代アートを制作しています♪
ステンドグラス作家協会 会員としても活動しています。
ホームページはこちら
http://yuichiwatanabe.com

まだまだ未熟者ではありますが、よろしくお願いします。

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